【遊戯王】新テーマ「双天」 先攻ハンデス強いの?双天に相性のいいカードと回し方【デッキ考察】
どうも、ヒコウです。
2020年8月8日発売の新パック「PHANTOM RAGE」
様々なテーマが収録されますが、今回僕が注目しているのは
弱肉一色による先攻全ハンデスが可能なことで話題になった「双天」です。
先攻全ハンデス、ロマンある言葉ですね、
実際にこのコンボが実用的なのか、そもそも、このテーマはどのように戦うべきなのか考察していきます。
『遊戯王OCG デュエルモンスターズ
PHANTOM RAGE』
●メーカー/KONAMI
●発売日/2020年8月8日(土)
●価格/1パック5枚入り150円(税抜)
1BOX30パック入り
公式サイト:https://yu-gi-oh.jp/news_detail.php?page=details&&id=821
目次
・双天とは?
・双天の基本の動き
・弱肉一色先攻ハンデスに実用性はあるのか?
・双天に採用したいカード
双天とは?
「双天」はトークンを利用した融合が軸の特殊なテーマになります。
現状、メインモンスター2種、融合モンスター3種、魔法3種、罠2種の10種のカードが判明しています。
双天拳の熊羆
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「双天」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊し、デッキから「双天」魔法カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、 効果モンスターを素材として融合召喚された自分フィールドの表側表示の「双天」融合モンスターが、 戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。 このカードを手札に加える
双天脚の鴻鵠
星3/光属性/戦士族/攻 800/守2000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「双天脚の鴻鵠」以外の自分フィールドの表側表示の「双天」モンスターが 相手ターンに戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。 その後、以下の効果を適用できる。 ●自分フィールドの「双天」モンスター1体を選んで破壊し、 EXデッキから「双天」融合モンスター1体を特殊召喚する。 (2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「双天」罠カード1枚を手札に加える。
上記の2種がメインモンスターです。
「双天拳の熊羆」は双天魔法カードのサーチ、そして自己蘇生。
「双天脚の鴻鵠」は双天罠カードのサーチ、そして相手ターンの融合モンスターの奇襲ができます。
現在判明しているのがこの二枚なので、この二枚を始めとした動きで展開していくことになります。
特に「双天拳の熊羆」は双天招来に即アクセスできるので積極的に引きに行きたいところです。
また、両モンスターともに光属性、戦士族なので増援とオネストの採用も検討できます。
双天招来
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):手札を1枚捨て、自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)を可能な限り特殊召喚する。 このターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できず、 自分フィールドのトークンはリリースできずエンドフェイズに破壊される。 その後、以下の効果を2回まで適用できる。
●自分の手札・フィールドから、「双天」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
双天専用の融合魔法カードです。
自らトークンを生成し、融合素材とすることができる上に、2回の融合を行うことができます。
「双天拳の熊羆」からサーチできるので、非常に使い勝手が良いです。
発動後は融合モンスターしかEXデッキから出すことができなくなりますが、トークンを利用してワイアームなどにつなげることが可能です。
その際には、「融合」「フュージョンゲート」「置換融合」「超融合」などの別の融合魔法カードが必要になるのでどの融合魔法を採用するかが大事になりそうです。
双天脚 鎧吽
融合・効果モンスター
星5/光属性/戦士族/攻1700/守2100
「双天」モンスター×2
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「双天」融合モンスターが効果で破壊される場合、 代わりに自分フィールドの「双天」モンスター1体を破壊できる。
(2):効果モンスターを素材として融合召喚した「双天」融合モンスターが自分フィールドに存在する場合、 自分・相手のメインフェイズに、EXデッキから特殊召喚された表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
双天拳 鎧阿
融合・効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻2100/守1500
「双天」モンスター×2
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、 相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 この効果の発動後、ターン終了時までこのカードは直接攻撃できない。
(2):効果モンスターを素材として融合召喚した「双天」融合モンスターが自分フィールドに存在する限り、 自分フィールドの「双天」融合モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
双天将 金剛
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻3000/守1700
「双天拳の熊羆」+「双天」モンスター×2
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが戦闘を行う場合、 相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):このカードが攻撃したダメージ計算後に発動できる。 相手フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す。
(3):自分フィールドに融合モンスターが2体以上存在し、 フィールドのこのカードを対象とする相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。 その発動を無効にする。
上記の3種が融合モンスターになります。
「双天脚 鎧吽」「双天拳 鎧阿」の二枚は素材の指定が「双天」モンスター×2であらい、トークンの身での融合召喚が可能ですが、効果モンスターを素材にしないと2個目の効果が適用されないので注意が必要です。
「双天将 金剛」は「双天拳の熊羆」を素材指定しているので、ほかの二枚に比べ出しにくくはありますが、強力な効果を搭載しています。双天デッキはこのカードを切り札に置いて勝負していくことになるでしょう。
また、「双天将 金剛」は素材指定があることから融合派兵の利用も可能です。
阿吽の呼吸
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、 デッキから「双天」モンスター1体を手札に加える事ができる。
(2):自分フィールドに「双天」効果モンスターが存在する場合に発動できる。 自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
このカードが双天を回すうえで重要になるフィールド魔法になります。
このカードと手札一枚だけで、融合モンスター2体の展開まで動くことができます。
動きの要ではあるのですが「双天」の表記がないため、「双天脚 鎧吽」からのサーチができません。
どうにかテラフォーミングなどを採用してアクセスするしかないですね。
以上が双天の動きの中心になるであろうカードたちです。
そのほかにもおもしろいサポートカードがあります。
双天の調伏
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「双天」モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。 この効果で自分フィールドの「双天」融合モンスターを破壊した場合、 さらに以下の効果から1つを選んで適用できる。 ●自分はデッキから1枚ドローする。 ●相手の墓地からカード1枚を選んで除外する。
これは、双天モンスターをコストに相手のカードを除去できるカードになります。
サクリファイスエスケープに使って、「双天拳の熊羆」のサルベージ効果のトリガーにしたり、余ったトークンを有効活用したりと、意外と使い勝手がよさそう。
墓地除外効果も含んでいるため、相手の妨害として役立つタイミングもありそうですね。
双天の使命
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、 「双天の使命」以外の自分の墓地の「双天」魔法・罠カード1枚を除外して発動できる。 このカードの効果はその魔法・罠カード発動時の効果と同じになる。
墓地の双天魔法トラップを再利用できるトラップになります。罠カードなので店舗が少し遅いですが、相手ターンに招来を使って、融合召喚したりと器用な立ち回りができそうですね。
双天の再来
通常罠 このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の「双天」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを特殊召喚する。 この効果で元々のレベルが4以下の「双天」モンスターを特殊召喚した場合、 さらに自分フィールドに「双天魂トークン」(戦士族・光・星2・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
蘇生カードになります、こちらも罠カードなのでテンポが遅いですが、トークン生成から融合につなげたり、このカードに関しては召喚の制限がかからないので、リンクに繋げたりとできそうですね。
双天の基本の動き
双天は双天招来を使って融合モンスターを複数並べるのがメインの動きになります。
双天招来一枚さえあれば、2体の融合モンスターを並べることができますが、より強い盤面を作るためにはある程度の条件があります。
条件としては
初手に「阿吽の呼吸」を握っていることです。
阿吽の呼吸さえ握っていれば、「双天将 金剛」+双天融合モンスターの盤面が出来上がります。
始めに、「阿吽の呼吸」を発動、発動時の処理でデッキから「双天拳の熊羆」を手札に加え、そのまま召喚。
↓
「阿吽の呼吸」の効果を発動し、フィールドに「双天」トークンを特殊召喚。
↓
「双天拳の熊羆」の効果で「双天トークン」破壊し、デッキから「双天招来」を手札に加える。
↓
「双天招来」を発動、「双天トークン」を4体特殊召喚し、「双天拳の熊羆」を含めて2回融合。
↓
「双天将 金剛」+双天融合モンスターを展開。
これが一番基本的な動きです。双天招来にどうアクセスするかが重要なので「双天拳の熊羆」へのアクセス方法と「阿吽の呼吸」を引き込むことが重要になります。
「双天拳の熊羆」へのアクセスには「阿吽の呼吸」の他にも、「融合派兵」や「増援」があります。
「阿吽の呼吸」は残念なことに双天のサポートを受けることができないので、テラフォーミングを使うしかなさそうです。
弱肉一色先攻ハンデスに実用性はあるのか?
さて、今回の記事で一番重要なところですが、
双天招来の情報が解禁された時から「弱肉一色」とのコンボによる先攻ハンデスが話題になって、値段が高騰しましたよね。
弱肉一色
通常魔法
自分フィールド上にレベル2以下の通常モンスターが 表側表示で5体存在する時に発動する事ができる。 お互いのプレイヤーは手札を全て捨て、 レベル2以下の通常モンスターを除く フィールド上に存在するカードを全て破壊する。
「双天招来」から展開した5体のトークンを利用して全ハンデスを行えるという強力なコンボです。
しかし、重大な問題があります。
ハンデスしたあとどうすんの?
という点です。ハンデスしたのはいいものの、とどめを刺せずにいれば意味がないですからね。
弱肉一色、使用後にモンスターを残す方法はありますので、その展開方法を記載します。
必要手札:「弱肉一色」+「阿吽の呼吸」+双天モンスター
「阿吽の呼吸」で「双天拳の熊羆」サーチし召喚、「双天拳の熊羆」を破壊し、「双天招来」にアクセス。
↓
「双天招来」発動、トークンを5体生成し、手札の双天モンスターと場のトークンを融合し、「双天脚 鎧吽」をEXモンスターゾーンに融合召喚。
↓
「阿吽の呼吸」で5体目のトークン生成
↓
「弱肉一色」を発動。
↓
「双天脚 鎧吽」の身代わり効果でトークンを身代わりに、破壊を免れる。
このような流れで相手の手札を空にしながらこちらは融合モンスターを一枚展開できます。
この展開に「双天拳の熊羆」を絡ませていた場合、「双天脚 鎧吽」が返しのターンで破壊されたとしても、「双天拳の熊羆」のサルベージ効果で後続を確保できるので、「双天拳の熊羆」を絡ませた展開を目指すのが良い。
また、超融合を使用した展開方法もあります。
超融合
速攻魔法(準制限カード)
このカードの発動に対して魔法・罠・モンスターの効果は発動できない。 (1):手札を1枚捨てて発動できる。 自分・相手フィールドから、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、 その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
必要手札:「双天招来」or「双天拳の熊羆」+「弱肉一色」+「超融合」
「双天招来」が手札になければ「双天拳の熊羆」で「双天招来」にアクセス。
↓
「双天招来」発動、トークン生成。
↓
「弱肉一色」を発動。
↓
チェーンして「超融合」を発動、トークンを素材に「双天脚 鎧吽」を融合召喚。
↓
「双天脚 鎧吽」の身代わり効果でトークンを身代わりに、破壊を免れる。
この場合だと、「双天脚 鎧吽」は効果モンスターを融合素材にしていないため、「双天拳の熊羆」のサルベージ効果は起動できないので注意です。
超融合の採用に関しては、ワイアームをトークンから融合召喚できるという点から、相性はいいと考えられます。
弱肉一色の実用性あるとは思いますが、現環境では、いささか「双天」事態のカードパワーが足りていませんね。
昨今の遊戯王は、墓地利用が豊富ですから、ガチに挑むのは少々難しいかもしれません、、、
しかし先攻ハンデスは強力ですから侮れないかもしれません。
だけどロマンありますからね!、今後も考えていこうと思っています。
双天に採用したいカード
前述したカードの他に相性のいいカードを書いていきます。
左腕の代償
通常魔法
このカードを発動するターン、自分は魔法・罠カードをセットできない。
(1):このカード以外の自分の手札が2枚以上の場合、 その手札を全て除外して発動できる。 デッキから魔法カード1枚を手札に加える。
「弱肉一色」へのアクセス手段として採用有り。
融合派兵
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。 (1):EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、 そのモンスターにカード名が記されている 融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。 このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
「双天将 金剛」は素材を指定していることから、「双天拳の熊羆」をリクルートすることができます。
オネスト
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1100/守1900
(1):自分メインフェイズに発動できる。 フィールドの表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):自分の光属性モンスターが戦闘を行う ダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、 このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、 戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
双天モンスターは光属性共通なのでオネストでのごり押しリーサルが狙えます。
始祖竜ワイアーム
融合・効果モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
通常モンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):「始祖竜ワイアーム」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 通常モンスター以外のモンスターとの戦闘では破壊されず、 このカード以外のモンスターの効果を受けない。
双天トークンから融合召喚できる強力な耐性を持ったカードになるのでぜひ採用したい、しかし「双天招来」から直接出すことはできないので、ほかの融合魔法カードの採用が必要。
いかがでしたでしょうか、「双天」、全ハンデスはロマンですよね。
なにか、双天の面白い構築やコンボ知っている方、思いついた方は、是非コメントをお願いいたします。
僕はしっかりと箱を予約していますので、もちろん組む予定ですよ、楽しみだなぁ。
以上、ヒコウでした。
